RACE

CB1300でレースを続ける理由

オートショップアオヤマは筑波サーキットで開催されております、鉄フレームの祭典「テイスト・オブ・ツクバ」へ2008年よりＣＢ1300ＳＢ（ＳＣ54）で参戦しております。Ｂｉｇ1プロジェクトのコンセプトを脈々と受け継ぐＣＢ1300はその車格、重量感、闇雲にパワーを求めることなくトルクフルに仕上げたＨＯＮＤＡならではの素直で乗りやすいエンジン。その完成度の高さゆえにたくさんのお客様から支持をされているＣＢではありますが、走りのステージをサーキットへ移した時にそれらが決して有利に働かないのは、当時ＣＢでのエントリーが殆ど無かったことからも明らかでした。
しかしながら、本来こよなく愛する自分の愛車をチューニングしてその実力を試す場でもあるテイスト・オブ・ツクバに参戦するにおいて私には愛車ＣＢ1300以外の選択肢はありませんでした。
車体は重く、バンク角も確保できず、パワーアップパーツも少ないＣＢでのレース参戦はスタートから苦難の道でしたがトライ＆エラーを繰り返し、沢山の方々からのご協力を得ながら現在に至ります。
まだまだ完成形とは言えず毎レースチャレンジの繰り返しではありますが、そこから得たノウハウをお客様のＣＢのカスタマイズに反映させていただいております。